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もみじ (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みんなのうた
紅葉
歌手 女声合唱団「渚」
作詞者 高野辰之
作曲者 岡野貞一
編曲者 三枝成章
映像 アニメーション
映像制作者 鈴木康彦
初放送月 1979年10月 - 11月
その他 2012年3月25日の『発掘スペシャル』で再放送。
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もみじ」は、高野辰之作詞、岡野貞一作曲の唱歌である。1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された。

概要

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作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線。碓氷峠鉄道文化村のシェルパくんで一部運行)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったという。

2006年(平成18年)に文化庁日本PTA全国協議会が「日本の歌百選」に選定した[1]

フジテレビの子供向け番組『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』で、町あかりが「歌のお姉さん」として替え歌「そういえば… もみじ」を歌い、2019年発売のアルバム『あかりおねえさんのニコニコへんなうた』に収録された[2]


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   a4 g8 f g4 a | f2 c4 r | f e8 f g4 c | a g8 f g4 r |
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   \addlyrics {
   あ き の ゆ う ひ に て る - や ま も み - じ
   こ い も う す い も か ず - あ る な か に
   ま つ を い ろ ど る か え - で や - つ た は
   や ま の ふ も と の す そ - も よ う
   }
   }
  >>
 }

歌詞

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  1. 秋の夕日に 照る山紅葉もみじ
    濃いも薄いも 数ある中に
    松をいろどる 
    山のふもとの 裾模様
  2. たにの流れに 散り浮く紅葉
    波に揺られて 離れて寄って
    黄色の 色さまざまに
    水の上にも 織る

合唱とハーモニー

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「もみじ」は唱歌の中では初期に作られた合唱曲である。1951年(昭和26年)から小学3年生もしくは4年生の音楽の教科書に採用され[3]、幅広く小学校で歌われているが、ハーモニーについて勉強できる曲である。

二部合唱で、前半の8小節(2行)は、低音部が高音部の1小節後ろを追いかけてゆくカノン形式、3行目の4小節は、低音部が高音部の3度下を唄うというように、様々な合唱の要素が含まれている。

編曲

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みんなのうた

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NHKの『みんなのうた』では、『紅葉』というタイトルで1979年10月-11月に紹介、三枝成章(現:成彰)編曲による日本童謡第3弾で、女声合唱団「渚」が歌った。アニメーションは鈴木康彦の担当で、映像にはリスミノムシを始め、ハチを狙うクモや、虫の結婚を祝うキリギリスなどの動物が登場する。

「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が発見され、2012年3月25日深夜(3月26日未明)放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。

脚注

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  1. ^ 日本の歌百選” (PDF). 文化庁. 2024年3月24日閲覧。
  2. ^ 町あかり、「じゃじゃじゃじゃーン!」で歌唱している童謡を収録したアルバム『あかりおねえさんの ニコニコへんなうた』9月25日発売、TOWER RECORDS ONLINE、2019年08月22日 11:22。
  3. ^ 「大人のための教科書の歌」 167頁。

参考文献

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外部リンク

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